初めてのフルモデルチェンジ。トヨタ・アクアはヤリスとどう違う?

2021年7月26日



約9年間、プリウスのコンパクト版として登場したアクアは発売からコンスタントに売れ続けた人気車の分類に入ります。

今回はトヨタ初のワンペダル操縦感覚やリチウムイオン電池ではないニッケル水素の新開発の駆動用バッテリー、100V電源など新たな要素もある一方、見た目をはじめとしてキープコンセプトといって良いでしょう。

トヨタとしては2020年のオリンピックイヤーに合わせてFCVのミライとグランエースで水素自動車を大々的に普及させたかったところのコロナ禍でFCVだらけとはならず、2021年のオリンピック開催に合わせてアクアを…といったところで相変わらずのいろいろな意味でのコロナ禍は予想外だったのではないでしょうか(;^_^A

遂にアクアでも4WDが選べる

降雪地のユーザーにとってはこれが一番嬉しいことかもしれませんね。

初代アクアは3代目プリウスやプリウスαと同様に4WDは全く設定されませんでした。現在はプリウスはじめ、カローラ、ヤリス
では今回アクアに採用された4WDはどんなシステムか?というとヴィッツ改め、ヤリスやヤリスクロスと同様のE-Fourでリアに数馬力のモーターが追加されます。つまり、雪道でスタックしたときや前輪と後輪で回転差が生じたときに役立ってくれる

悩むのはアクアにするかヤリスにするか?

同じトヨタのコンパクトカーとしてヤリスとアクアはプラットフォームを共有していて、ハイブリッドモデルならばどちらも同じ直列3気筒1.5Lエンジン+モーターの構成となっています。
設定されているボディカラーも共通でちゃんとアクアはでもヤリスクロスとおなじゴールド系の色が選べます。

つまり、GR、非ハイブリッドモデル、マニュアルトランスミッションといったモデルは分かりやすくヤリスに設定されていますが、ハイブリッドモデルのヤリスとアクアはとても中身が近いのです。

法人ユースでは198万円~のエントリグレードがあるアクアの需要は根強いでしょう。

アクアはハイブリッドではない純ガソリンモデルは設定されていないため、MT至上主義あるいはハイブリッド嫌いならばヤリス一択となります。

 

 

 

まとめてしまえば、とことん燃費追及、デザイン重視、後席をあまり使わないならヤリス、快適性実用性重視、後部座席も良く使い装備の充実度やより進んだ電動化によるモーターだけの駆動を重視するならアクアでしょう。

それでも迷うなら純ガソリンモデルやマニュアルトランスミッション、あるいはGRといったスポーツモデルならヤリス、ハイブリッドならアクアだという他ありません。

SUV版のアクア クロスは出るのか⁉というとそれは期待薄なのでヤリスクロス、ライズ以上RAV4、ハリアー、CH-R以下の再じゅで、実用性重視のトヨタSUVが欲しいならカローラ クロスを待つしかありません(´・ω・)(・ω・`)ネー