ついに新型パジェロ世界初公開

2026年9月8日

ついに新型パジェロが世界初公開されました。
外観デザインは言うまでもなく、後述する通り、フラッグシップSUVあるいはオフローダーとして相応しい仕様になっての登場。
かつての先代パジェロとボディサイズはそう変わらず、一方でオフローダー要素全部乗せでオンロードでも快適性バッチリで上質感もあるオールマイティに仕上がっているところが新型パジェロの特長かと。
実際の発売や詳細がわかりきるのはもっと先の12月になるのでしょうが、今回はその見どころをまとめていきたいと思います。

トライトンと同様にラダーフレームそしてリジットサスペンション

先代のパジェロは構造はビルトインラダーフレーム、サスペンションは四輪独立懸架であり、これはオフロードとオンロード性能を両立するためのものでありこれはこれでよかったのですが、新型パジェロではトライトンのラダーフレームをさらにパジェロ向けにしたラダーフレームと5リンク式リジットサスペンションの組み合わせになり、これは単なる原点回帰ではなく、とことんオフロード仕様でもオンロード性能も両立させるものになったのでしょう。

ここからは新型パジェロの諸元をいくつかみていきます。いくつかの数字は一例。

ボディサイズ
全長4,920mm、全幅1,925mm、全高1,910mm
前後トレッド 1,630mm
ホイールベース 2,870mm
最低地上高 230mm
アプローチアングル(30.4度)
ランプブレークオーバーアングル(22.6度)
デパーチャーアングル(25.8度)
前後重量配分 52:48

新型パジェロでもっとも先代と共通なのは2H(後輪駆動)、4H(フルタイム4WD)、4HLc(センターデフロック)、4LLc(ローギヤ+センターデフロック)と切り替えられるスーパーセレクト4WD-II(SS4-II)であり、
これに四輪制御のS-AWC(おそらくオンロードでも運転がうまくなったと感じさせてくれる)、さらに7つのドライブモード(NORMAL/ECO/GRAVEL/SNOW/MUD/SAND/ROCK)で状況にあった制御をしてくれるという四輪駆動についての最大級の全部乗せであることに間違いはないでしょう。

2.4Lディーゼルエンジン×8速AT

新型パジェロは絵に描いたようなオフロード車のパワートレーンといった感じでディーゼルエンジン一択と多段オートマの組み合わせで、駆動用モーターや駆動用バッテリーとは無縁となっています。
トライトンと同じ4N16エンジンではありますが、こちらもパジェロ用に最大トルクが10Nm増えて480Nmとなっていたり、組み合わせられる8速ATも新しいものということでいずれも新型感ましましです。

タイヤサイズは255/55R20

新型パジェロの純正タイヤサイズは255/55R20。グレードによっては18インチといった他のサイズもあるでしょう。
これはYOKOHAMA [1本] ADVAN dB V553やブリヂストン [2本セット] ALENZA LX200といったコンフォートタイヤの設定やSUV向けタイヤの設定はあるもののオフロード向けタイヤのラインナップはみられませんでした。

このサイズのオフロード向けタイヤについては、パジェロ発売後のタイヤメーカーの今後のラインナップ拡充に期待するか255/75R16、255/70R17、255/65R18、255/60R19あたりからおそらく255/75R16あたりか外径の近いサイズののオフロードタイヤを探すことになるのかなと。

スタッドレスタイヤについても同じく近い外径サイズでインチダウンしたほうが安価で手に入れやすいものですが、全く同じ外径サイズでは255/55R20のままでもそう極端な価格差はないようです。
おそらく今後わかる18インチのグレードのタイヤサイズをみてそれを参考にするのが一番でしょう。

スペアタイヤは車体下にちゃんとある

これまでのパジェロでは横開きのリアドアに背負うように装着されていた背面スペアでしたが、新型パジェロでは見てわかる通りテールゲートが上に開く、跳ね上げ式リアゲートです。
ではスペアタイヤは廃止され、修理キットに置き換えられたかというとそうではなく、ちゃんとスペアタイヤも搭載しています。
位置はトライトンの荷台床下部と同じ位置の車体下であり、昨今のランクルとかとも同じ。

…これを見るとスペアタイヤ、マフラー、燃料タンクの位置に駆動用バッテリーを載せてPHEVもありうるのでは?と思ってしまいますね。

オーディオシステムはもちろん「Dynamic Sound Yamaha Ultimate」

新型パジェロのオーディオシステムはDynamic Sound Yamaha Ultimate(ダイナミック サウンド ヤマハ アルティメット)なので、最初から最上の音響システムを搭載しているといっていいと思います。

運転支援装置は3Dマルチアラウンドモニター、MITSUBISHI CONNECT一通りそろってる

さすがに全自動運転とはいきませんが新型パジェロには一通りの運転支援装置が備わっています。
モデルライフが長く、軽についている装備がフラッグシップ車にない逆転現象みたいなことはありません。

まとめ:新型パジェロのここが良い

まだ世界初公開のお披露目がすんだだけで10月の予約開始、12月の販売開始までグレード構成や価格などまだわからないことも多いのですが、みたところかなり(・∀・)イイ!!
カンガルーバンパーやシュノーケルといったオフロード向けオプションやラリーアート仕様などワクワクする要素はたくさん。

思うに今回の新型パジェロの良いところはパジェロはこれ一台でオールマイティなところにまとめられるのではないでしょうか。
要はトヨタのアレと比較した場合、”で、どのランクル?"となって250?300?GX?LX?FJ?それとも再販70?といったように迷うというより欲しい要素があっちにあるけどこっちにないといったグループ間の位置付けがあるように感じます。

一方、直接的に比較されるのは250とでしょうがパジェロはこれ一台に必要十分全部乗せといったところが強みでしょう。

また、今回はディーゼルエンジンのみとなっていますが、フロントガラス、前後ドアガラスにも遮音ガラスを採用するとともに、ボディをはじめ各部に遮音対策を実施するといったように、これだけ遮音対策をして上質感を追及しているのでPHEVといった電動化仕様の追加も期待してしまいます。