わりとそのまま復活の三菱・ミニキャブ ミーブ

2022年12月31日

ミニキャブミーブ(miniCAB MiEV)ほ約10年前から市販されている後輪駆動の軽商用バンのEV仕様で、ここ1年ぐらい法人向けに販売している程度でしたが、近年のEV需要の高まりからまた一般向けにも販売が復活しました。

一見すると単なる商用車ですがEV特有のビッグトルクは低速域から最大トルク196N・mを発揮し、これはeKクロスEVの195N・mとほぼ同じ。

今回の復活でミニキャブはベースとなっているガソリン車時代を含めてると外観はここ20年ぐらい同じということになります。

復活のミニキャブ ミーブ、どこが変わった?

駆動用バッテリー容量は16kWhのモデルに統一されています。あとは2人乗りか4人乗りを選び、ホワイトあるいはシルバーのボディカラーを選ぶだけ。

全体的に仕様向上しているほかに敢えて一番変わったところを挙げればASCの追加がありますね。

この横滑り防止装置のおかげで四駆とまではいえないけれども単なる後輪駆動よりかは雪道走行等に強く、雪国での運用も現実的になったのではないでしょうか。、

主な変更点
①荷室ユーティリティ強化
②ルームミラー/ドアミラー変更
③オートライトコントロール追加
④ASC*1追加・メーター内インジケーター追加
⑤電費モード変更(JC08⇒WLTC)

*1 ASC:Active Stability Control

つまりパワートレーンがeKクロスEVになったということはなく、これまでの持ち越しということに。

アライアンスのものを使ってないという意味ではミラージュが在庫販売のみとなった現状のラインナップで一番、三菱色が強いのかも。

 

今後は搭載される駆動用バッテリーの容量次第で化けるかも?


今回はとにかく現実的な軽EVバンが復活したこと自体が朗報でしょう。

国内メーカー各社ともここ数年で商用の軽EVを投入するようなので10年選手となっているミニキャブミーブは16kWhという駆動用バッテリー容量や運転支援装置等の装備の面で不利になる気もします。

ただ、今現在現実的に商用の軽EVを手にいれるとすればミニキャブミーブだけなので、全個体電池でエネルギー密度2倍とまではいかなくてもeKクロスEV並みの20kWhになるだけでも航続距離は2割ほど増えるので、実現すればより魅力的になります。

願わくば軽トラ版のミニキャブミーブ トラックの復活や乗用のタウンボックスEV、ブラボーEVみたいなものに繋がるといい(・∀・)イイ!!…それデリカミニEV?🙄

 

 

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