キープコンセプトなスイフトのフルモデルチェンジをみてみる


こじゃれたフルモデルチェンジを果たして装備も充実した新型スイフトをみてみます。

5ナンバーサイズをキープ

スイフトのボディサイズは3,860×1,695×1,500(mm)で嬉しい5ナンバーサイズです。
グローバルモデルだから3ナンバーサイズなんてことはなく、まさにキープコンセプト。

エンジンは1.2L直列3気筒の新型Z12Eエンジン

K10CやK12Cじゃなく?と思ってしまう新しい型式のZ12Eエンジンはスズキの新開発のエンジンです。
これまでのこのサイズでも4気筒!というのも良かったのですが3気筒で高効率化が進み、一方で後発ということもあってガサツなネガもないはず。

組み合わせられるのも新開発のCVTであるため、今回は1.0Lエンジンや1.5Lエンジン、はたまた6速ATといった組み合わせはありません。

MTの設定アリ!!5速MT!

なんと新型スイフトにはマニュアルトランスミッションの設定があります。ワゴンRとともに1か月間ぐらい空白期間がありましたが、どちらとも復活と言えるでしょう。
それも最安グレードでもなく、マイルドハイブリッド付きです。
あえて中間グレードのFF車に設定しているのは単に安くて頑丈なだけでいいというだけでなくMTであることに付加価値を求めたものだと思います。

ストロングハイブリッドはナシ!!

ソリオには後からスズキでのストロングハイブリッドにあたるモデルが追加されましたが、同様に先代スイフトにもあったハイブリッドシステムは今回のフルモデルチェンジでは一切設定がありません。
新型スイフトのモーターはすべて数馬力だけの出力です。

スズキ初の電動サイドブレーキやオートブレーキホールドを採用

これでシフトをPの位置にするだけでパーキングブレーキがかかり、逆にシフトをDに入れると自動解除され、手間がかからなくなります。
オートブレーキホールドに関してもHOLDのスイッチを入れているだけで信号停車時など自動でブレーキがかかったままになり、アクセルペダルを踏めば自動解除とこちらもやはり楽ですね。

今後のスズキの1.2Lは直3になる?

これまでのスズキのコンパクトカーは直列4気筒の1.2Lエンジンを積んでいました。軽自動車を除けば直列3気筒エンジンはクロスビーだけ。
スイフトの1.2Lエンジンが直列3気筒になったということは、同サイズのコンパクトカーもいずれ高効率な新エンジンに置き換えられるのでしょう。
すなわちイグニス、ソリオ、ソリオバンディット、場合によってはクロスビーまでもZ12Eになるのでは(。´・ω・)?
スイフトスポーツに関してはまさに未知数でどうなるかわからないのでワクワクが止まらない(∩´∀`)∩