寒波が来た!!石油ファンヒーターぶっ壊れた(゚д゚)!そんな時のための石油ファンヒーター3社のエントリーモデル比較。
新年あけましておめでとうございます。2020年もよろしくお願いいたします。
寒波が来て寒いですね。
そんな時にふと思うのは雪国での必需品石油ファンヒーターについてです。
かつてはいろんな国内メーカーが製品を出していましたが現在ではダイニチ、コロナ、トヨトミの3社だけと言って良いです。石油ファンヒーター以外の暖房器具なら色々あるんですけどね。
スマホの比較ならスペック表を比べればある程度違いは分かりますが、約1万円前後のエントリーモデル石油ファンヒーターだと見た感じではどんな違いがあるかは分かり辛いです。
そこで、ここではホームセンターや家電量販店でよく売られているダイニチ・FW-3219S、コロナ・FH-G3219Y、トヨトミ・LC-330を念頭に比較してみました。
予言すると型番の19は来年のモデルでは20です。
季節の変わり目では、旧モデルの在庫品を安く買うか素直に新型を買うかは人によると思いが、エントリーモデルは1年でそう機能は変わりません。
[ダイニチ]
[コロナ]
[トヨトミ]
それぞれの特徴
温風が出るまでの時間
ダイニチ>コロナ>トヨトミの順でダイニチが最も早い。
見事に売れている順に並びましたね。
しかし、コロナには秒速タイマーがあって、これを使うと
コロナ(7秒)>ダイニチ>トヨトミ
の順になります。
秒速タイマーは事前にスイッチを押しておくと点火直前の状態でしばらくの間、待機していてくれる機能です。
石油のにおいのしづらさ
ダイニチ>コロナ>トヨトミ
ダイニチは気化器を使う方式で効率的に燃焼させるので最初から最後まで灯油のにおいはほぼしません。
一方でトヨトミは改良されたとはいえ、昔ながらの石油ファンヒーターといった感じがします。
コロナは点火時はダイニチ、その後の燃焼はトヨトミの方式に近いです。
消費電力の小ささ
トヨトミ>コロナ>ダイニチ
ダイニチは気化器のために電気を使っているため、その分電気代はかかります。
といっても金額にしてみれば快適さに対しては気にすることではないのかもしれません。
給油タンクの工夫
コロナの「よごれま栓」が他の2つよりも工夫されていて、その名の通り手を灯油で汚すことなく給油できます。
エコモードの有無
ダイニチ:○
コロナ:☓
トヨトミ:△
ダイニチは「ひかえめ」ボタンで風量を抑えてくれます。
コロナは何もついていません。普通に使っていれば温度設定だけで十分なのでしょう。
トヨトミは「エコ」ボタンがありますが、これはダイニチとは異なり、室温を20度に維持するよう自動的に弱めていったりついたり消えたりするものでダイニチとは使い勝手が違います。
静かさ
トヨトミ、コロナ>ダイニチ
燃焼方式の違いから使用時の音も違ってきます。
比較すればダイニチは常に音がおおきめで、出力を絞っても無音とはなりません。
まとめ:結局どれを選ぶ?
ここまで色々書いてきましたが私が他人にすすめるとすれば、ダイニチを選びます。
なぜなら文句の出そうなところは電気代だけで、それについても他の家電製品や電気自動車の電気代に比べたら微々たるもので、シェアトップは伊達じゃないといったところでしょうか。
今回は3社で比較できる出力のモデルで比べてみたので、これよりも弱い出力、さほど広くないところで使う場合や寒さが厳しくないところなら、ダイニチにはもっと小さく、安いFW-25Sがラインナップされています。