今や楽天ブラックカードは自分から申し込める

かつて楽天ブラックカードって存在するの?という記事を書いたころには楽天ブラックカードの存在はそれほど表立っていなかったように思います。
それがなんとこの7月1日から普通の楽天カード
楽天プレミアムカード
のようにインビテーション無しで自分から楽天ブラックカードに申しこめるようになりました。
なお、楽天ブラックカードは他社でいうところのプラチナカードに相当します。



今更、自分で申し込める楽天ブラックカードになんの意味があるのかと思うかもしれませんが、楽天証券での新NISAの積み立てを毎月10万円の上限額までやっている場合に妙味があると思います。
もちろん、他社でのゴールドカードに相当する楽天プレミアムカードでは積み立ての還元率は1%で、ちょうど年会費分のポイントを獲得できるのですが、楽天ブラックカードだと利用可能枠や海外旅行傷害保険の上限が上がっていることに加えてコンシェルジュサービスも付帯し、積み立て時の還元率は2%となっています。
年会費33000円(税込)なので年会費分を丸ごとNISA積み立てのポイント還元で賄うことはできないものの、実質11000円でプラチナカードの恩恵に与れることに加えて、楽天市場をよく利用するのであればそちらでも特典があります。


NISAでのクレカ積立のポイント付与率の視点からみると楽天ブラックカードのライバルともいえそうなSBI証券での三井住友プラチナプリファードの最大3%と比較するとわずかながら劣る気もしますが、サービス改定後の三井住友カード系のクレジットカードによる積み立ては年間利用額にとって大きく変わってしまうため、楽天ブラックカードは分かりやすく2%となっているのがメリットかもしれません。