ついにトヨタ・RAV4にPHV追加。気に入ったのは”パワー”!!


予告されていた通りRAV4にさらにデカいモーターとバッテリーと充電口を積んだプラグインハイブリッドモデルが追加されました。
これは既存のRAV4の上にさらに追加されたもので、さながらスポーツカーのようなスペックです。
かつてRAV4のロングボディ版であるトヨタ・ヴァンガードに3500ccV6が追加されていたように昔ならV6やらV8エンジンを積んでいたモデルが占めていた位置付けですな。

RAV4 PHVの特長をいくつか

最大熱効率41%の2.5Lエンジン177馬力に加え、前182馬力/後54馬力の2つのモーターでシステム出力は300馬力越え

純ガソリン車にしたら4000cc相当のトルクを常に発揮してくれるうえにもちろんパワーもあります。
あと少しで現行スープラの領域の加速を誇ります。

バッテリー容量は18.1kwhと大容量

このバッテリー容量は電気自動車の初期型リーフの24kwhに迫るぐらいで日常生活はほぼ電気自動車として使えます。
カタログスペックではEV走行距離は95.0km(WLTCモード)走れるそうなので現実には空調やらを使っても70kmは堅いと思います。
さらにはハイブリッドシステムはいつものシステムの発展型なのでガソリンだけで運用してもリッター19km前後の良好な実燃費でしょう。

つまり、満充電+1リッターのガソリンでリッター100kmの世界が見えてきます。

200Vのコンセントからの充電ケーブルでは電欠の状態から満充電まで約5時間半だとカタログには書かれています。
これを律義に毎日使い切る人は稀でしょうし、夜間料金の時間帯でタイマー充電するのが実際かと思います。
かつてのように夜間の電気料金が1kwh=10円前後の料金プランなら満充電でも200円ぐらいで済む驚異のコスパを発揮できます。

相変わらず100V用のケーブルでも充電できますが、すっからかんから満充電まで約27時間だそうで、よほど200Vコンセントを用意できないあるいは車を使わない←⁉場合でもなければ素直に200Vでとなります。

もちろんこれだけリチウムイオンバッテリーを積んだので車重は1.9t!!

敢えて現行型アウトランダーPHEVと比較してみよう

このジャンルの先駆者としては三菱・アウトランダーPHEVがありますが、こちらは誕生が2013年で登場から7年経ちもうすぐフルモデルチェンジということもあってスペック面では不利で、明確に勝っているというのは、お値段約398万円~とPHVではない素のRAV4ハイブリッドの最上級グレードと大差ないか補助金含めればむしろ安いグレードもあるところ(※ただし、そのグレードにはコンセントはつかない)、最近設定された特別仕様車BLACK EDITIONで標準グレードでもビルシュタインダンパーが手に入るぞ(*‘∀‘)ということ、そして中古車として状態の良いものを200万円切って手に入れられそうなところですかねえ(。´・ω・)?

RAV4 PHVは急速充電口がついてない=急速充電「できない

これは意外なことですが、RAV4 PHVは急速充電に対応していませんプリウスPHVは対応しているのに…😞
マーケティング的につけたら価格が上がってしまうことを嫌い、大容量の駆動用バッテリーでほとんどの用途には十分で電気を使いつくしてもハイブリッドカーとして実燃費ではリッター20キロ弱のエコカーとして十分使えるという判断なのでしょう。
実際初代プリウスPHVからして普通のハイブリッドのプリウスより燃費が良かったですものね。

急速充電器が使えないとどんな違いがでるか?というとEVとして使って遠出をした先で30分でバッテリー容量の80%を充電といったことができず、せっかくの大容量のバッテリーを活かしきりません。
とことん電気自動車としてだけ使って本当にもしもの時だけエンジンを始動させるんだといった使い方には向きません。

現実にはデメリットはないがRAV4 PHVは走行時ほとんど前輪駆動、回生ブレーキも前輪

ここに2つの車の個性の違いが一番出ていると感じます。
RAV4 PHVは出だしでは確かに前後のモーターを使い、4輪を駆動させるものの、その後は前のモーターだけを使った前輪駆動になります。減速時に電力を回収するのは前輪から。
もちろんスリップ時等にはすぐさま後ろのモーターを駆動させるのでかつての生活四駆とは別ものです。
とにかく効率的だと感じますね。

一方、アウトランダーPHEVはもともと前後のモーターの出力差はそうありませんので常に両方を使い、発進、走行、減速までフル活用し常に四駆といった感じ。
まさにS-AWCの本領発揮といったところで、如何に全ての車輪をコントロールするかに全力を尽くしています。

まとめ

RAV4 PHVはとても魅力的なスペックをしています。唯一のネックは価格と急速充電できないことぐらい。
今後気になるのは、マイナーチェンジで全車標準で着くかオプションで選べるかは分かりませんが急速充電器に対応すること。
一方で、先駆者であるアウトランダーPHEVの今年のフルモデルチェンジで如何にバッテリー容量、モーター出力を増強するか搭乗人数7人乗りをラインナップするかあるいは価格面で勝負を仕掛けるかが見どころです。

あと発売したばかりで言うのもなんですが、中古で狙っている方にとってはプリウスPHVの時のように素のハイブリッドのプリウスよりも値落ちがひどければ、場合によっては素のRAV4ハイブリッドを狙うより充電設備が自宅になくても単なるハイブリッドカーとして使うとしてもRAV$ PHVは狙い目になるかもしれません。数年後にならないとわからないという気の長い話ではあります(;´∀`)