新登場スズキ・フロンクスは2WDか4WD、あとは色を選ぶだけ

2024年10月30日

注目のコンパクトSUV、スズキ・フロンクス。
インド製なことを感じるのは4mを切る全長と割と1800mmに近いワイドな横幅なだけで、4気筒1500ccのK15Cエンジン×6速AT、軽自動車と同じ数馬力の駆動用モーターのマイルドハイブリッドで、まさに日本市場向けのBCセグメント向けといった感じで一通りの装備はそなえています。
カタログ燃費の市街地モード(WLTC-L)でもリッター15km前後となっているので普段使いならこれぐらいが燃費の目安なのでしょう。
奇をてらった要素はなく、エンジンオイルにしても、

スズキエクスターF SN 0W-16 プラス
スズキエクスターF SN 0W-20
スズキエクスターF SN 5W-30

とエコに全振りではなく、極めて一般的なオイル粘度となっています。
なお、フロンクスの細目のところはポジションライトとウインカーで、ヘッドライトは一番下の2つでその上の一つがハイビームという配置なのでフォグランプはありません。
また、灯火類についてもLEDの専用品が目白押しでDIYでちょっと変えようなんてできるのは車内灯ぐらい。

フロンクスはモノグレード

フロンクスはモノグレード構成で2WDの約254万円か4WDの約282万円か、あとは色を選ぶだけではありますが、シルバーにしてもスプレンディッドシルバーパールメタリックといったように同じような色でも国内のスズキ車には無い色がえらべます。

もちろん、燃料はレギュラーガソリン

これまでスズキがインドから輸入したバレーノの初期型では燃料がハイオク指定のままで戸惑う事例もありましたが、フロンクスではハナからレギュラー仕様なので変なところで輸入車感を抱くことはないはず。

スイフトスポーツでもないのでフロンクスがレギュラーで済むのは嬉しいですね。

フロンクスにはシートヒーターがある


インドから日本へと輸入されている車といえばホンダ・WR-Vがあります。

ホンダのセンタータンクレイアウトや4WDや電動化なんていらなかったんや!なホンダ・WR-V


円安なことを考えればフロンクスよりWR-Vの価格設定の方が頑張ってる感はありますが、残念ながらWR-Vでは最上位グレードでもシートヒーターの設定はありません。オプションでも。
フロンクスの場合、運転席と助手席にシートヒーターの設定があるため、寒冷地では良く考えて選びたい仕様の違いですね。

補器用バッテリーはN55

フロンクスの補機用バッテリーはN55です。※N55Rではない。念のため。
欧州規格のバッテリーではなく一般的なアイドリングストップ車用バッテリーで、後々これを容量を上げてカオスにしたい場合、今のところN80がそれにあたります。
※N80Rではない。念のため。

 

フロンクスのタイヤサイズは195/60R16

このサイズは比較的マイナーではありますが、ノート オーテック クロスオーバーやセレナのサイズでもあるのでオフロード向けなくともSUV、ミニバン、乗用車向けの一通りの選択肢から選べるのが良いところだと思います。

気になるのはこのフロンクスの195/60R16のスタッドレスタイヤはどうするか?ですが、インチダウンにちょうど良さそうなのがないというか、十分このサイズで1本あたり1万円~2万円の価格帯でおさまってくれるのでこのサイズのままで良いでしょう。