コンパクトSUVのホンダ・WR-Vは日本でも発売される
来年2024年にホンダのSUVラインナップを拡充する新型車としてWR-Vを追加することが公表されました。
エンジンはヴェゼルと同じ1.5Lで、一方で横幅は全幅1790mmなので単純に小さな車と言えないかもしれませんが、安くて比較的デカく実用性重視だといえます。
ヴェゼルをフィットSUVとするならWR-VはシティSUV?
案外、WR-Vの好調で割を食うのはライバルのSUVというより同社のフィットなのかもしれません。
目次
WR-Vなのかい?エレベートなのかい?どっちなんだい?
前からホンダが新興国向けのコンパクトSUVを日本市場に導入するという噂がありましたが、気になるのは東南アジアで販売されているWR-Vかそれとは別物でインド市場のエレベート(ELEVATE)なのかどっちか不明でした。
実際どうなったかというとインド市場向けのエレベートをWR-Vという名前で販売するといういささかややこしい感じになりました。
今回は日本向けは日本の国内工場で作られるということはなく、タイ設計のインド生産で日本国内に導入されます。
WR-Vはトヨタ/ダイハツ/スバルの”アレ”対抗の戦略的な価格
WR-Vはヴェゼルよりも小さいサイズのラインナップを埋めるコンパクトSUVで、インド生産であることを活かして200万円台前半~という価格設定のようです。
そのため、トヨタ・ライズ/ダイハツ・ロッキー/スバル・レックス以上、各社がラインナップする2LエンジンのSUV未満を探すならWR-Vは比較対象になるはず。
用意されるボディカラーは4種類と少な目
海外工場からの輸入となるためか選択肢はそう多くはありません。
雑にいうと赤、白、黒、茶、濃灰。一番珍しく、渋い選択なのは茶系のゴールドブラウン・ メタリック?
黒以外はオプションカラーであるため、最安で購入する場合は黒一択となります。
インド市場向けにあって日本市場向けにないのは2トーンカラーとオレンジ、青、シルバーですが、WR-Vが好調なら後から拡充されるのでは?
ヨンク?電動化?ハイブリッド?なにそれおいしいの?
先行情報サイトで見てわかる通り、WR-Vは前輪駆動のみで四輪駆動の設定はありません。同じくハイブリッドなど電動化とも無縁です。
タイ開発のインド生産を日本市場でこのお値段!!を実現しているので後から追加されることはないでしょう。
各社とも新興国向けコンパクトSUVは前輪駆動だけですし。
案外WR-Vと被るライバルはいないかも?
明らかにトヨタ・ライズ/ダイハツ・ロッキーを意識する戦略的な価格で各社の2000ccのエンジンをつむサイズのSUV未満の位置に追加されるWR-V。
コンパクトSUVといってもマセラティ・グレカーレのように横幅ほぼ2mのようなブランド内で比較的コンパクトという例外は言うまでもなく、また、日産・キックスはe-POWERのみでマイナーチェンジで本格的な電動4WDが追加され、コンパクトSUVでもどちらかというと高級路線です。
すると2000ccよりも小排気量で電動化のデの字もなく、一方で5ナンバーサイズに縛られずコンパクトでありながら小さいわけでもない実用性重視のお買い得SUVは…と考えるとWR-Vしかないのかも(。´・ω・)?
いや、あったわ!!
三菱・RVR😝