今秋発売の新型N-BOX/N-BOXカスタムをみてみる

今秋にはホンダ・N-BOX/N-BOXカスタムがフルモデルチェンジするということなので先行情報サイトでもわかる新しいN-BOXを見てみたいと思います。

見てわかる通り、キープコンセプトで間違いなく、N-BOXからN-BOXに乗り換えても何の不思議もない新型N-BOXですが、これまでの初代N-BOXや2代目N-BOXと異なり、丸目の普通のN-BOXをベースグレード向け、一方のN-BOXカスタムを装備充実の豪華版と役割を明確化しているように感じます。

 

また、今回もマイルドハイブリッド等の電動化は無かったので、いきなりホンダ軽EVの登場となるのでしょう。

新型N-BOX登場で他社の軽スーパーハイトワゴンは生き残れるのか?と思うかもしれませんが、割と個性で棲み分けているとみえるので、実際のところ心配すべきなのは新型N-BOX登場で同社内のN-WGN、N-ONE、フィット、フリード、ステップワゴンは生き残れるのか?なのかもしれません。

丸目のN-BOXにはターボの設定なしN-BOXカスタムのみターボを選べる

3代目のN-BOXでは丸目のN-BOXをベースグレード、N-BOXカスタムを豪華版と役割を明確化しているようで、これはeKスペースとデリカミニあるいはeKワゴンとeKクロスの関係に似ています。
そのため、これまでは見た目は柔和なベースグレードなのにターボや4WDなど様々な装備を組み合わせて見た目と中身にギャップのある面白さもありましたがこれからは見た目と中身が連動することになります。

同様に丸目のN-BOXはマルチビューカメラシステムをオプションですら装着できないパドルシフトも。

豪華仕様の装備は普通のN-BOXではメーカーオプションで選択することすらできなくなっていて、駐車時に便利なマルチビューカメラシステムもN-BOXカスタムでなければ装備できません。
どちらかというとお買い物車として使う人向けの装備だとは思うのですが…
また、個人的にあったら嬉しいパドルシフトもN-BOXカスタムでしか選べません。

助手席スーパースライドシートは廃止

2代目N-BOXの助手席は前後に大きくスライドさせることができましたが新型では廃止されています。
ステップワゴンのわくわくゲートほど注目される装備ではありませんでしたが、多分、思いのほか使わないから廃止に至ったのでしょう。

[参考]2代目N-BOX