スパークプラグでDENSOかNGKか迷えるのは今だけかもしれない。

デンソー、セラミック製品の一部事業譲渡に関する検討を開始

の発表の通り、デンソーのスパークプラグや排気センサー(O2センサー・空燃比(A/F)センサー)といったエンジン関連の事業を日本特殊陶業(NIttera、NGK)に事業譲渡する方針であることがわかりました。

こうなると車にこだわりのあるDIY勢にとっては消耗品でもあるエンジンのスパークプラグをデンソーかNGKにするか迷えるのは今だけかも…とも思われるかもしれませんがそんなこともない気がします。
エンジンオイルをはじめとした各種ケミカルやブレーキパッドのような製造メーカーが百花繚乱で違いも実感しやすい一方、スパークプラグに関しては現状はすでにNGK一択で、あえて0.4㎜径超極細イリジウム合金中心電極といった特徴でイリジウムパワーを選ぶ以外は特にNGKではなくデンソーのスパークプラグにする理由は希薄でしょう。

スパークプラグを作っているメーカーには🇩🇪ボッシュ🇩🇪、🇺🇸チャンピオン🇺🇸、古き良き中国製を感じられる🇨🇳TORCH🇨🇳等様々ありますが、そもそも四輪のスパークプラグの交換ではお店での整備時に持ち込みするかDIYで自分で交換するにしても、スパークプラグは消耗品と割り切り、とことん安いスパークプラグにするか、着火性能や耐久性を求めてイリジウムプラグの一番いいヤツにするかぐらいしかこだわりどころはありません。
スパークプラグはどのメーカーかよりもメーカーサイトで適合をとるほうが重要で適切な形状と熱価を選択するのが一番だと思います。

「どうしても国内メーカー製のスパークプラグが欲しい ただし、DENSO、NGK以外で」という場合にはHKS、TRUST、SARDといったブランドからチューニング向けのスパークプラグが販売されています。あるいは自動車メーカー純正部品もあります。
が、結局はこれらもNGKのOEMであることが多く、そもそもNGKかそれ以外で迷えること自体が稀。