還元率2%、年会費無料、手数料なしの”AppleCard”が登場する!?/既存の還元率2%を目指せるカードは?
まずはアメリカで今夏から始まるようですが、iPhone向けにApplePay内で使えるバーチャルカードとその物理カードを含めたAppleCard(アップルカード)が新たに登場するようです。
魅力的な点は還元率2%(ApplePay)、年会費なし、手数料なし。
物理カードはチタン製でシンプルな高級感のあるデザインですが、物理カードのほうの還元率は1%なので還元率にこだわるならApplePay必須。
カードブランドはMasterCard。
還元率2%という文字が飛び込んできたので、ここではAppleCardに対抗できそうな高還元率カードを挙げてみたいと思います。
※電子マネー、スマホ決済などのポイント多重取りは考慮していません。
目次
- 1 既存の還元率2%を目指せるカードは?
- 1.1 今はもう申し込めないけれど”リクルートカードプラス”:還元率2%
- 1.2 誕生月には凄まじい還元率。山陰信販の”ゲゲゲの鬼太郎カードJCB”,"SCカードVISA / JCB":誕生月最大5%OFF
- 1.3 リボ専用カードという特殊性はあるものの”JCB CARD R ”還元率2%
- 1.4 デビットカードだけれども”Sony Bank WALLET(ソニーバンクウォレット)”:還元率(最大で)2%
- 1.5 還元率1.5%以上のクレジットカードならなんでも+プリペイドカード:還元率2%以上
- 1.6 クレジットカード、デビットカードと組み合わせて”Kyashリアルカード”:還元率2%以上
- 1.7 結論
既存の還元率2%を目指せるカードは?
今はもう申し込めないけれど”リクルートカードプラス”:還元率2%
今でもリクルートカードは還元率1.2%のクレジットカードですが、かつてはリクルートカードプラスという還元率2%のクレジットカードがありました。
持っている方はnanacoクレジットチャージにポイントがつかなくなったなどの改定はあるものの、相変わらずの還元率2%という事になります。
リクルートポイント→Ponta→dポイントと交換可能。
誕生月には凄まじい還元率。山陰信販の”ゲゲゲの鬼太郎カードJCB”,"SCカードVISA / JCB":誕生月最大5%OFF
このカード、普段の還元率は0.5%と次年度以降950円(税別)の年会費がかかるなど単にゲゲゲの鬼太郎のグッズが欲しい人向けのカードと思われるかもしれませんが、誕生月は利用額から最大5%OFFとなる他にはない特徴を持ったカードなのです。
ゲゲゲの鬼太郎カードJCBはカード発行から初回の誕生月は無条件で3%OFFとなりますが、その後は誕生月以外の利用額により、次回の割引率が変わります。
ご利用累計金額 10万円未満 10万円以上30万円未満 30万円以上
誕生月割引率 1% 3% 5%
つまり、誕生月以外にちょうど30万円を超える程度の利用をしておいて、誕生月にまとめてnanacoクレジットチャージするだとか、VISAならkiigoでnanacoギフト上限まで買うとか、片っ端からKyashなどプリペイドカードにチャージできるだけして、その後はそちらを使っていく場合、現実的に実現できる最強の還元率を誇ります!(*´Д`)
実際は3%OFFを狙うのが楽でしょう。
※サービス改定がないとは保証しません。
2019年4月19日をもってKiigoでのnanacoギフトカードの取り扱いの取り扱いは終了しました。
当記事では参考のため当時の記事をそのままにしているところがありますので、最新の情報についてはご注意ください。
もちろんカード限度額や翌月ちゃんと支払えるかなど人によっては考えなければならないところですが、これだとトータルの還元率は余裕で2%超を狙えると思います。
ではどうやって誕生月前までの還元率をどうするかというとキャッシングは対象外なのでVISAなら、もともと還元率2%のKyashにチャージして還元率を上げるだとかスマホ決済を併用するほか無いですね。リボ払いにすると還元率1%状態になりますが、ATMで簡単に繰り上げ返済できるかどうかは確認していません。
なお、ゲゲゲの鬼太郎カードJCBとSCカードVISA / JCBの2つのカードの違いは最初の誕生月に3%OFFがあるかどうか、VISAブランドが選べるかどうかぐらいのものです。あと、キャラグッズが交換先にあるかぐらい?
1年間にどれぐらい使うかがわかっていてなおかつこのカードの最大還元率を出せる使い方ができるならオススメ。
あとは5%OFF分にnanacoチャージ対象外とかにならないことを願うばかりです。すでにEdyチャージ、nanacoチャージ、ANAプリペイドチャージ等、キャッシングのご利用分、およびカード年会費(保険料含む)等はポイントの対象外となっているのでご留意ください。
リボ専用カードという特殊性はあるものの”JCB CARD R ”還元率2%
リボ専用カードなので還元率は高いのですが、普通に支払っていると毎月全額支払っていたとしても手数料分で相殺され、旨みは少ないです。
しかしやりようがないわけではなく、毎月20日の手数料がかかる前の日までにコンビニATMで繰り上げ返済し、あえて1000円前後の少額をリボ払いすることで、僅かな手数料(十数円)がかかるものの、還元率ほぼ2%を達成できそうです。
なお、最初の3ヶ月は還元率3%を目指せるものの、同じくリボ払いの返済方法には気をつけなければなりません。
貯まるのはOki Dokiポイントなので、過去記事にあるようなポイント交換キャンペーンでさらに増える可能性もあります。
デビットカードだけれども”Sony Bank WALLET(ソニーバンクウォレット)”:還元率(最大で)2%
こちらはソニー銀行のデビットカードなのですが、一定の条件を満たすと還元率2%でキャッシュバックされます。
もちろん後述するプリペイドカードとの組み合わせでさらにうえを目指せます。
ただし条件の達成はものすごく困難でしょう。
これを楽に満たせるならばおよそ資産家と呼ばれるものでしょう。
一応もっと下のステージ判定からランクアップさせることも出来なくはないですが、およそ難しいです。
ランクアップ条件
住宅ローン残高があれば最長5年間、ランクアップ
外国為替証拠金取引(FX) 月間取引枚数1,000枚以上でランクアップ
還元率1.5%以上のクレジットカードならなんでも+プリペイドカード:還元率2%以上
DCカードジザイル、三井住友VISAカード エブリプラス、P-oneカードFlexy、リーダーズカード・・・
いくつか思いつく還元率1.5%前後の高還元率クレジットカードを思い出してみましたが、JCBのクレジットカードなら”ANA JCB プリペイドカード”、VISA/MasterCardなら”ANA VISA プリペイドカード”、”dカードプリペイド”などの還元率0.5%のプリペイドカードと組み合わせれば全体で2%を超えていきます。
場合によっては還元率1%ぐらいのクレジットカードでもリボ払いに対しては還元率が常に上がるカードもあるのでそのクレジットカードごとの繰り上げ返済などの方法を駆使することで全体として還元率2%越えを実践できそう。
VISA/MasterCardに関しては次のKyashのほうが良いかもしれませんが(^_^;)
クレジットカード、デビットカードと組み合わせて”Kyashリアルカード”:還元率2%以上
Kyashリアルカードの登場から度々本ブログで登場してきたKyash(キャッシュ)。事前にチャージしていなくても、OK。
わかりやすく言うとKyashリアルカードは還元率2%のプリペイドカードのようなものです。
これにVISA/MasterCardのクレジットカードを登録し、そこからチャージする設定にしていれば、還元率0%すなわち還元分を寄付するようなクレジットカードを含むすべてのクレジットカードで還元率2%を実現できます。
結論
還元率2%を超えること自体は簡単で、どのJCBのクレジットカード、デビットカードであっても還元率1.5%以上であれば”ANA JCB プリペイドカード”などと、VISA/MasterCardで還元率1/5%以上あれば”dカードプリペイド”、”ANA VISA プリペイドカード”、あるいは”Kyashリアルカード”と組み合わせてしまえばなんだって還元率2%を越えます。これに電子マネー、スマホ決済を組み合わることも考えれば選択肢はさらに増えます。
既存のクレジットカード、デビットカード、プリペイドカードの組み合わせで達成できないことも無いですが、条件達成が困難であったり、カードを複数枚用意したりで面倒だったりします。
その点、AppleCardならサービスが開始されれば、iPhoneをもっていればそれだけでいいので簡単そうです。
そして、Appleの影響力は大きいので、今まで決済方法による還元率に興味がなかった人達に還元率を意識させるきっかけにもなりそうです。
それにしてもアップルに対抗できそうなものを探したら、ソニーの文字が出てきたのはおっ(・o・)となりましたが、まさか鳥取県、島根県に強いカードが場合によっては還元率最強になるとは思ってもいませんでした。
コレが地方創生ってやつか(^^♪